2011年10月10日月曜日

グレーのせかい

4年くらい前(!)になるのか、芸祭での展示を翌日に控えていた私は学校の階段教室の隣のアトリエで制作をしていたのだけど、現実逃避の為に当時大好きだった(今も好き)東京事変のメンバーの絵を描いて、それをのせる為の携帯サイトをすぐに開設して載せました。
開設したのは芸祭前日の22時頃だったような気がします。(今は既に閉鎖済み)



それから半年ぐらい?ほぼ毎日欠かさず東京事変のメンバーの絵を描き、携帯で写真を撮り、サイトにアップロードしていました。
その絵は鉛筆だけで描いてある、写実とマンガの間のような絵でした。
一日一枚以上描いてはアップロードをしていたので、総枚数は結構なものです。

私の絵がグレーに変わったのは鉛筆で描いたイラストに影響を受けたからともいえます。
(自分の表現をするのに色が必要無いかも、という実験でもあったけれども)
あの時の情熱は今思い返すと何だか凄かったです。

自分の表現として描いている油絵を描くときほど趣味のような絵を描きたくなるのは、それによって自分内で何かしらのバランスを取っているからなのかな。



そのサイトを通じて知り合った友達とは今でも繋がっていて、東京、千葉住みにも関わらず個展にも来てくれました。
点と点はどこかで繋がる、というのは本当なんだなとおもいました。

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